捨てられない女 – ベジブロスの作り方はとっても簡単。

似非自然派生活

前回は、とっても便利な顆粒だしのお話しをしました。今回は、とーっても美味しいお出汁!「ベジブロス」をご紹介します。

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ベジブロスとは?

あまり聞きなれないこの名前。野菜(ベジタブル)だし(ブロス)ベジブロスと呼ばれています。

毎日お料理をしていると、どうしても出てしまう野菜のくず。煮物やカレーなんて作るときには、ヘタの部分や芯、皮や種など…てんこ盛りの野菜くずにびっくりしませんか?あ~、もったいない…と思っていたのは私だけではないはず。これを活用してベジブロスができるんです!

 

すごいぞ、ベジブロス! -効果・効能-

ベジブロスには野菜そのものの旨みがたっぷり!私たちに必要な栄養素がたくさん含まれています。そして、喜びの効果も!

ファイトケミカル(フィトケミカル)とは??

ベジブロスの主な成分は、ファイトケミカル(フィトケミカル)植物は、動物のように動いて外敵から逃げることができないため、ファイトケミカル(フィトケミカル)という、非常に強い抗酸化力と免疫力のある栄養素を自分で作り出し、紫外線や虫・細菌などから身を守ります。

ファイトケミカル(フィトケミカル)は、紫外線を直接受ける皮や、これから成長する種・ヘタ・根元の部分などに多く含まれていて、なんと、血液をサラサラにする効果があるケルセチンというポリフェノールが玉ねぎの皮の部分に、中身の27倍も含まれています。(ポリフェノール・イソフラボン・リコピン・カテキンなどの成分は、全てフィトケミカルの一種です)要するに…

抗酸化力をアップし、老化防止や美肌効果、アンチエイジングにも良いと言われていて、免疫細胞の働きも高め、抗がん作用も期待できる!

というわけですから驚き、ステキです。

簡単、ベジブロスの作り方。


※その前に注意!!
できるだけ農薬や化学肥料を使っていない、有機栽培や自然農法の野菜を使ってください。「農薬や雑菌を心配し、皮をそのまま使うことに抵抗がある人は、熱湯に水を足して50度くらいにまで下げたお湯で洗うと、雑菌や汚れが落ちやすい」そうです。

【材料】

約1リットル分を作ります。

  • 両手いっぱい分の野菜くず
    タマネギの皮・ヘタ/ニンジンの皮・ヘタ/カボチャの皮・種/長ネギの葉・根/シイタケの軸/トマトのヘタ/かぶのヘタ/セロリ/その他諸々のお野菜
  • 水…1.3リットル
  • お酒…小さじ1杯

※ベジブロスに向かない野菜・・・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・菜の花
アブラナ科の野菜は独特の風味が出たり、臭いやアクがあるものや、苦味がでる野菜などはベジブロスに向きません。

かぼちゃの種やわたは入れちゃダメ!なんてたまに言われていますが、入れても何の問題もありません。

 

【作り方】

  • 鍋に水を入れ、野菜くずとお酒を入れる。
  • 火をつけて、ふたをしないで弱火で20~30分煮る。
    (アクもファイトケミカルなので、取らない)
  • 30分たったらざるでこす。

お酒を切らしちゃった…という時でも大丈夫!お酒がなくても作れます。野菜くずを一度にたくさん集められないときは、、、汚れや泥をよく落とした野菜くずを、キッチンペーパーなどで水分を拭き取って、ジッパー付きビニール袋に入れ、少しずつ冷蔵庫に保存していきましょう。

 

【保存方法】

粗熱をとってから冷蔵庫で保存し、1週間程度を目安に使い切りましょう。全部使わない時は、残った分を冷凍できます。2~3カ月ほど持つので、使いたいときにいつでも使えてとっても便利です。



簡単、ベジブロスの使い方。

これでどんな料理にでも合うお出汁が完成ーー。お味噌汁、カレー、煮物、おそば… 何に使ってもとっても美味しいお料理になります!ほんとっ、何にでも使ってください!!

 

ベジブロスの作り方はとっても簡単。

一度に大量に作ってしまえば、あとは冷凍してあるものを使えば、いつでもおいしいお出汁が味わえます。色んな種類の野菜を混ぜることで、様々な栄養を摂ることもでき、味も効能もたくさん期待できる「ベジブロス」やらない手はない…いろんな野菜で試してみてねー。キッチンが楽しい実験室になること間違いなし!

 

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