棗(なつめ)ってなに?乾燥なつめの栄養と食べ方。

似非自然派生活

ナマスカール。まだまだ暑い日が続きますが、すっかり稲穂が黄金色に輝いております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?本日は、あまり聞きなれないフルーツ、棗(なつめ)を紹介いたします。

 

【スポンサーリンク】



 

乾燥棗(なつめ)の食べ方 ~なつめってなに?~

棗(なつめ)とは

南ヨーロッパ原産、中国・西アジアへ伝わり、中国原産ともいわれているクロウメモドキ科の落葉樹です。和名は夏に入って芽が出ることから夏芽に由来します。中国植物名(漢名)は、と書きます。果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられます。

よく間違えられる「なつめやし=デーツ」は南国に多いヤシ科の常緑樹で、全く別物です。

生の棗(なつめ)

干し棗(なつめ)

参照:なつめの秘密
参照:ナツメ – Wikipedia

ちなみに、わたくしが日本でなつめの存在を知る前に、実はインドでなつめに出会っていました。インドなつめと言って、約2cm弱のとても小さいモノがフルーツと一緒に売られています。

インドなつめ

 

乾燥棗(なつめ)の食べ方~なつめの栄養価~

それでは、棗(なつめ)の栄養価を見てみましょう。

棗(なつめ)のカロリーは100g、約287kcal。  2.5g≒7kcal

  • 葉酸
  • カリウム
  • リン
  • カルシウム
  • 食物繊維

さらに、たんぱく質、亜鉛、ナイアシン、ポリフェノールなど、、ミネラルが豊富で栄養価が高いです。

さらに、デーツ(なつめやし)やプルーンと比べてみると棗(なつめ)の素晴らしさが分かります。

なつめプルーンなつめやし
状態
たんぱく質(g)3.90.72.2
カリウム(mg)819220550
鉄(mg)1.50.10.8
亜鉛(mg)0.80.10.4
ナイアシン(mg)1.60.51.8
葉酸(μg)1403519
パントテン酸(mg)0.860.220.94
食物繊維(g)12.50.57.0

※日本食品標準成分表より抜粋

参照:なつめの効能と成分

 

【スポンサーリンク】



 

乾燥棗(なつめ)の食べ方 ~なつめの効果・効能~

干しナツメは中国や韓国では古くから効用が見出され、薬膳料理に用いられています。乾燥させたナツメの実は大棗(タイソウ)と呼ばれる漢方薬で強壮・鎮痛・補血・利尿といった効能があるとされています。他にも、

  • 体を温める
  • 冷え症改善
  • 鎮痛と鎮静(疼痛や腹痛など)
  • 発育を助ける
  • 貧血予防
  • むくみ予防
  • 高血圧予防
  • 便秘解消
  • 強壮作用
  • 肝臓保護作用
  • 腎障害改善作用
  • 精神安定
  • 抗アレルギー(なつめは花粉症の予防に効くともいわれています)

上記に加えて、胃腸が弱い、妊娠や更年期、細胞の若返りをサポートすることから、アンチエイジングや美肌に効果があるといわれ、女性に嬉しいことがたくさんあります。

 

乾燥棗(なつめ)の食べ方 ~どうやって取り入れる?~

さて、この棗(なつめ)、どうやって食べましょう。

酢漬け

食べられる量が多くないので料理にするのも面倒ですよね。。いちばん手っ取り早いのはコチラ。

棗(なつめ)とクコの実の酢漬け

貧血なわたくしは、前回紹介しましたクコの実と一緒に酢漬けにしております。棗(なつめ)の甘さで酢も甘くなるのでおすすめです。1日3~5粒を目安に、炭酸水に酢漬けの棗(なつめ)を浮かべて飲んだり、細かく刻んでヨーグルトに混ぜたりしています。

なつめジャム

酸っぱいのが苦手な方はジャムにするのも良いかも。棗(なつめ)を水で戻すのがなんだかもったいなくて、ジャムはまだ試したことありません。すみません。。。

 

他にも、なつめ茶などもありますが、棗(なつめ)を煮込むとどうしても甘さがなくなってしまうので棗(なつめ)の良いところを生かしていない気が。。。

わたくしは、そのままおやつ代わりとして食べるか、または酢漬けを推します。

乾燥棗(なつめ)の食べ方 ~まとめ~

棗(なつめ)を摂取し始めて約4ヶ月くらい経ちますでしょうか。改めて効果・効能を見てみると、以前よりもむくみが改善されているような気がします。果たして棗(なつめ)効果なのか定かではございませんが、今では棗(なつめ)を朝食またはおやつにして毎日楽しんで取り入れております。問題は食べ過ぎてしまうこと。素朴で優しい甘さの虜にならないように皆さまもお気をつけあれ。ナマステ。

 

【スポンサーリンク】



 

タイトルとURLをコピーしました